転職エージェントいらない？→No!「総合型・特化型併用が最適解」

2024年8月8日

「転職エージェントって本当はどうなの？」

「自分で転職活動するから必要ないかな…」

「悪い評判も聞くので利用するのが怖い！」

転職エージェントを使っている人もいるけど、実際のところどうなんだろうと気になっていませんか？

実は転職エージェントにはデメリットもありますが、それを上回るメリットの方が多いのです。

私も最初は「人生を左右する転職を人に頼りたくない」と思い、一人で転職活動をしていました。希望する職種も決めていたので転職エージェントの利用は考えていなかったのです。

しかし転職エージェントを利用すると、自分でも気付かなかった強みやスキルが浮き彫りになり転職は成功。

結果勤務時間も短くなりついでに年収アップもできました。

このブログでおすすめするのは、転職エージェントをいいとこ取りするかけあわせ作戦です。

【かけあわせ作戦】総合型に2社行ったあと特化型へ行くこと。

そこでこの記事では

転職エージェントのメリット・デメリット
エージェントいいとこ取りのかけあわせ作戦

をお伝えします。

この記事を読めば、一人では気付かなかったあなたの強みや経験を最大限に生かした転職活動が可能です。

逆に転職エージェントを利用しなかったり使い方を間違えると、入社後に「転職活動ちゃんとしとけばよかったな」と後悔することになってしまいます。

賢く転職エージェントを活用して転職活動を成功させましょう！

転職エージェント初心者の方でも安心して読めるように基礎的なことも書いてます！

転職エージェントとは

転職エージェントの仕組み

転職エージェントとは求職者と人材を探している企業をマッチングさせる会社です。
転職エージェントは企業からの依頼を達成した際に報酬が支払われるので、求職者は無料で転職支援サービスが受けられる仕組みになっています。

転職サイトとの違い

似たようなサービスで転職サイトがあります。転職サイトは求人が掲載されていて、求職者がサイトを訪れて希望する案件を自分で探すだけです。
一方転職エージェントは担当者が一人一人に付いてくれて、手厚くサポートをしてくれます。

転職エージェント	転職サイト
手厚いサポート適切な求人案件の紹介非公開求人がある	自由に探せる多種多様な求人マイペースに活動できる
仕事紹介がないと進まない担当者と相性が悪い場合も	直接のサポートはない孤独な戦い

転職エージェントと転職サイトの違い

次に転職エージェントの具体的な登録者へのサポート内容を見ていきます。

転職エージェントのサポート内容

①キャリアのヒアリング

転職エージェントに登録するとまずは面談が行われます。エージェントの会社に直接行く場合かオンラインのどちらかです。初回面談では担当者が付いてくれて、今までの経歴やどんなスキルがあるか、これからの希望など詳細に聞いてもらえます。あなた自身を徹底的に深堀りしましょう。

転職エージェントの最大のメリットはこのキャリアのヒアリングと言ってもいいくらいです。

自分では気付かなかった強みを浮き彫りにしましょう。

キャリアのヒアリングが行われる面談の体験談は別記事で紹介しています。

【注意】転職エージェントの面談を軽い気持ちで行った男の体験談

②求人紹介

ヒアリング内容に基づいて求人案件を紹介してくれます。

非公開求人だけでなく

「あ、こんな仕事も可能性あるんだ」

と新しく気付けるのが転職エージェントのいいところ。

一人で転職活動をしていると出会えなかった求人は今後の人生の幅を広げてくれます。

紹介された案件は、自分の適性や希望と合っているか冷静になってしっかり検討しましょう。今のうちに分からないことは担当者に聞いてください。

よほどのことがない限りまずは家に持ち帰って検討する方がいいです。

③履歴書・職務経歴書添削

応募先が決まったらエージェントを通して企業にエントリーします。自分で応募する必要がないので忙しい在職中の人にはありがたいサービス。

さらに応募の際の書類作成も手伝ってもらえます。応募先企業ならではの情報を担当者は知っているので、書類選考が通りやすい書き方も学べます。また初めての転職活動ならば職務経歴書を作成するのは初めてかもしれません。書き方を詳しく聞きましょう。

たとえ落ちたとしても、あなたのアピールポイントの記載方法だったり強みを上手く表現するフレーズや言葉が分かります。

初回面談でのキャリアのヒアリングから求人紹介、書類添削を経て自己分析ができてしまうのは転職エージェントならではのメリットです。

転職エージェントを活用した自己分析の具体的な方法は別記事で解説しています。

【自己分析】やり方7つ詳細解説「転職エージェントを活用すべし！」

④面接日程調整・対策・同行

書類通過後の面接の日程調整もしてもらえます。もちろんアドバイスをもらってしっかり対策しましょう。面接当日は同行してくれることもあります。最終チェックをして万全な状態で面接に臨んでください。

⑤入社日の調整

内定が出たら入社日を決めます。在職中ならばあなたの代わりに企業との調整を代行してくれます。退職のスケジュール相談も可能です。トラブルにならないように円満退社しましょう。

転職エージェントは2種類

総合型転職エージェント	特化型転職エージェント
幅広い業種の仕事を扱う異業種への転職も可能	特定業種だけを扱う専門職が多い

転職エージェントの種類

転職エージェントには大きく分けて2種類あります。扱っている求人案件が幅広いか専門的かの違いです。

総合型・・・広い業界や職種を網羅的に扱う

特化型・・・ある特定の業界や業種を限定して深く扱う

総合型のメリット・デメリット

総合型メリット	総合型デメリット
コンサルの質が高い傾向異業種への転職も可能	各業界の専門的知識は少ない相性が悪い担当者もいる

総合型転職エージェントのメリット・デメリット

総合型のメリット

コンサルの質が高い

総合型は大手で登録者も多いです。そのおかげで様々な転職のためのノウハウが蓄積されていて、担当者のコンサルタントの質が高い傾向があります。

異業種転職しやすい

初回面談ではあなたの強みを探してくれますし、プロの視点から新しい気付きも与えてくれます。すると可能性が広がり、未経験の分野への挑戦が可能になるのです

総合型のデメリット

特定業種には知識が少ない

専門職を目指している人には求人案件が物足りなく感じるかもしれません。

特化型のメリット・デメリット

特化型メリット	特化型デメリット
担当者が業界通内定率が高い	企業側に考えが偏る担当者もいる紹介案件が少ない

特化型転職エージェントのメリット・デメリット

特化型のメリット

担当者が業界通

担当者は元はその業界で働いていた人が多いです。業界の苦労や大変さも熟知しているので、話を分かってくれてスムーズに転職活動が進みます。

内定率が高い

業界のことを熟知しているので、書類選考が通過すればかなり内定率は高くなります。

特化型のデメリット

元業界が逆効果

多くの担当者は以前働いていた業界なのでどうしても企業側の大変さを優先しがちです。その結果、コンサルの質が低く感じたり紹介される案件も限られる場合があります。

特化型転職エージェントのデメリットを実感した体験談はこちらで紹介しています。

特化型転職エージェントでの失敗談「無策で行くな」【賢い活用法も】

かけあわせ作戦でデメリットを解消させる

転職エージェントをいいとこ取りするかけあわせ作戦は、

総合型と特化型エージェント両方のメリットを生かし
転職エージェントのデメリットを解消させる

賢い活用法です。

いいとこ取り作戦

総合型に2社行ったあと特化型に行く。

①総合型に先に行くことで

総合型の質の高いコンサル

を生かし、

2社行くことで

総合型の担当者と相性が合わない

を解消できます。

②総合型のあとに特化型へ行くことで

総合型で見つけた強み

特化型の専門性