- 「ブラックな飲食店はこりごり…」
- 「飲食専門転職エージェントってどれがいいの?」
- 「飲食専門転職エージェントって実際どうなの?」
飲食業界に特化した転職エージェントの利用を迷っていませんか?
実は飲食専門などの業界特化型の転職エージェントは使い方を間違えると転職活動に失敗します。
私は飲食業界歴20年。1回目の転職活動では転職エージェントを上手く活用できませんでした。
しかしある転職エージェントと出会い2回目の転職活動では希望の仕事がみつかり、キャリアアップも実現しました。
- 飲食専門転職エージェントでの失敗談3つ
- 転職エージェントの賢い活用法
この記事を読めば、飲食専門転職エージェントを上手く活用して希望の仕事を見つけられます。
転職エージェントを使おうと考えている方には知らないと損をする内容です。
この記事を読んで第一希望の内定をもらい、新しい仕事に突き進んでください。
転職エージェント飲食専門を使ってみた感想
率直な感想
まず感想は「転職エージェントは無策で行くと失敗する」です。
私は飲食業界で20年働いています。合計3回の転職活動で飲食専門転職エージェントを利用しました。
1回目は転職エージェント自体の使い方もよく分からず使い切れていなかったです。しかし5年ほど経過した2回目の転職活動では前回の経験を生かし、ようやくコツも掴めてスムーズに転職できました。
私のように遠回りしないために、上手に転職エージェントを活用してください。
飲食専門転職エージェントとは?
飲食専門の転職エージェントとは文字通り、飲食業の案件だけを扱う特化型転職エージェントです。
反対に飲食業以外も幅広い案件から仕事を紹介してくれるのが総合型転職エージェントです。
転職エージェントのサポート内容や総合型と特化型のメリット・デメリットなどは別記事で解説しています。
転職エージェント飲食専門での失敗談
失敗談その1 不本意な求人にもエントリーしてしまった
候補者の経験を考えて少しでも可能性があれば、どんどん案件を紹介してくれるのが転職エージェント。飲食専門ならば扱う案件の数は総合型とは違い圧倒的に多いです。
しかし中には希望とズレた案件もあります。
転職での優先順位や生かしたい強みがあやふやだったので、
私は「ちょっと違うんだよな」と感じつつも担当者の熱意に負けてエントリー。
面接まで進んでしまい後悔しました。
失敗談その2 エージェント1社だけで転職活動しようとした
私の場合初回の面談で、案件を7〜8件紹介してもらいました。しかしあまり興味のある仕事内容ではなかったので、自宅に持ち帰って検討した後に断っていたのです。
他に仕事はないかなと思い、こちらから連絡すると「また新しい案件が入ったら連絡します」とのこと。しかし2回目の連絡はありませんでした。すぐに2社目の転職エージェントに登録して別の仕事を紹介してもらい、活動を続けられました。
後から知ったことですが、最初の面談で紹介できる案件はいったん出尽くしているようです。
なので2社目3社目と転職エージェントは複数訪れるのが上手な利用法です。どんどん行動して効率的に就職活動を進めましょう。
ちなみに再度連絡をくれるエージェントはほとんどなく、逆に連絡をくれたエージェントはこちらの希望をとてもよく聞いてくれました。今でも感謝しています。
もし再度連絡をくれたエージェントがあれば大切にしてください。
失敗談その3 紹介される案件がどこでも似てくる
飲食専門エージェントに何件か行くと紹介される案件は似てきます。中にはまったく同じ案件もありました。
紹介される案件に新鮮味を失い「もう他にはないのか…」と就職活動に行き詰まったのです。
人生を変えた転職エージェント
そんな時に幅広い業種を扱っている総合型エージェントへ行きました。他業界への転職は考えていなかったのですが、飲食業の仕事もあるということで行ってみることに。
総合型エージェントではまず、今までの私のキャリアをとても丁寧に聞いてもらえる時間がありました。飲食専門エージェントではキャリアのヒアリングはほんの少しの時間だけ。ところが総合型では今まで気付かなかった私の強みや、今後の活動におけるアピールポイントを教えてくれたのです。
さらに私が登録した飲食専門エージェントにはなかった飲食の案件を紹介してもらえました。飲食業以外の案件も探ってくれて、飲食経験者を求めている他業種の求人案件もあるとのこと。
飲食専門エージェントではなかった新しい発見がたくさんあったのです。
おかげで新しく訪れた飲食専門エージェントでは、私のキャリアやアピールできる強みをしっかりと伝えることが可能に。するとエージェントの担当者に希望を正確に分かってもらえて、案件もスムーズに選ぶことができました。
もっと早く総合型エージェントに行っていれば、自分の強みや今後の改善点もクリアになっていたはずです。
人生を変えた転職エージェント体験談は別記事で紹介しています。
これら3つの失敗談から賢い転職エージェントの活用法をまとめます。
転職エージェントの賢い活用法
①総合型で自己分析
総合型エージェントでは丁寧にあなたのキャリアをヒアリングしてくれます。希望の業種だけではなくあなたの経験を生かせる仕事を幅広く相談しましょう。
プロと話しながら自己分析をするのです。
総合型で手に入るのは「他人が認めるあなたの個性」。
今まで気付かなかったあなたの強みとキャリアを浮き彫りにしましょう。
お客様のために必死で飲食業の仕事をやってきた方ならば、意外な求人の提案もあります。
総合型転職エージェントを活用した自己分析の詳細なやり方は
しかし総合型を経ないで、飲食専門転職エージェントにいくと、別の業界視点が入っていません。すると視野が狭く、紹介された求人がすべてだと思い込んでしまうのです。
飲食専門エージェントはスタッフが飲食業界出身という会社もあり、どうしても提案が飲食店側に偏ります。
最悪、不本意な求人を掴まされたり、ネット求人を探しても決められないで時間だけが過ぎていってしまうのです。
まずは総合型転職エージェントへ。その後に業界特化型エージェントへ行きましょう。
②特化型で仕事探し
特化型エージェントはあなたの個性を輝かせる場所。
特化型エージェントはその業界の求人の数は圧倒的に多いです。
最初に総合型で強みや生かせるキャリアを発見できてるので、特化型では自分の可能性を広く考えられます。
紹介された求人を見て、
「この仕事にプラスしてこういう要素があったら エントリーしたい」
というこちらから逆にキャリアアドバイザーに希望を伝えられたら最高です。
キャリアアドバイザーが先方の会社と交渉してくれるかもしれません。
ここまでくると他の候補者よりも有利な状況になり後の選考もスムーズです。
【まとめ】総合型2社の後に業界特化型に行く
総合型エージェントに最低2社行く
転職エージェントでは担当者が付いてくれますが、人間同士なのであなたとの相性が合わない場合もあります。念のため1社だけではなく最低2社の総合型エージェントで相談しましょう。
できれば1社目と2社目のインターバルは短い方がいいです。理由は1社目で頭が活性化している間に2社目に入れるから。ちなみに私は1日に3社行ったことがあります。スピーディかつ効率的に転職活動を進められます。
総合型の後で特化型に行く
総合型で転職活動の準備が整ったら、あなたの希望する業界に特化した転職エージェントに行きましょう。